焼酎メーカー05年売上高/帝国データバンクまとめ
信用調査会社の帝国データバンク福岡支店は11日、焼酎メーカーの2005年売上高ランキングを発表した。上位50社に鹿児島県から前年より3社多い19社が入り、2位以下を大きく引き離しての全国一。県別売上高も大分を抜いてトップに立った。増収企業が減少し焼酎ブームが一段落するなか、芋焼酎が市場をけん引していることが鮮明になった。
調査は3回目。売上高に占める焼酎比率が50%以上の全国のメーカーを対象に、2005年1−12月期決算をもとに比較した。
売上高のトップは3年連続で、麦焼酎「いいちこ」が主ブランドの三和酒類(大分県宇佐市)。だが、芋焼酎の市場拡大などで前期比0.9%減となった。2位のオエノングループ(東京)は合併・買収で持ち株会社になって初登場。3位には薩摩酒造(枕崎市)が200億円の大台に乗せ、前年7位から躍進した。
前期比伸び率では西酒造(日置市)が44.1%増で、3年連続の1位。錦灘酒造(霧島市)が38.9%増で2位につけた。
上位50社のうち増収は前年より6社減の35社、増益も9社減の25社。減益は3社増えて13社、前年なかった赤字も4社出た。
その一方で、50位にランク入りした鹿児島県の19社中17社が増収となり、売上高合計は前期比17.4%増の約895億円。麦焼酎を主力とする大分県は4社中3社が減収となり、0.8%減の約838億円と明暗を分けた。焼酎全体ではブームが下火になるなか、芋焼酎に人気が集中していることがうかがえる。
南日本新聞より